マンションは、鉄筋コンクリート造(RC造)と鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)に大別され、柱と梁で建物を支える「ラーメン構造」のものが一般的です。この場合は、柱と梁以外は部屋の間仕切り壁の移動も可能な為、ほぼ自由な間取り変更ができます。これに対し、中低層マンションのRC造で用いられる、壁と床で建物を支える「壁式構造」の場合は、構造壁の撤去ができない為、間取り変更に制限があります。
内装の変更で一番気をつけなければならないのは、リビングや洋室の床の変更です。特にカーペットや畳からフローリングに変更する場合は、管理規約によりできない場合や、フローリングの遮音性能が定められている場合があります。管理規約を事前に確認しておきましょう。他の壁材や天井材、トイレや洗面所の床材、室内ドアの取り替えなどは自由にできます。

老朽化したマンションや、購入した中古マンションを全面的にリフォームする場合に、専有部分の床、壁、天井を全て撤去し、コンクリートの“ハコ”の状態にしてライフスタイルに合わせて間取りから全て変更することを“スケルトンリフォーム”といいます。設備機器から配管・配線・断熱材に至るまで全て取り替えることができる為、耐久性もアップし、ほぼ新築に近い仕上がりで人気です。ただし、古いマンションの場合は、水まわりの移動ができなかったり、壁式構造の場合は、壁が外せなかったりする為、プランの自由度は低くなります。


一般的な3LDKの間取りです。



移動できないメーターボックス・パイプスペースのみ残してすべて解体し、スケルトンの状態に。



自宅で仕事をするDINKSの為の1LDK+Sのプランです。シューズインクローゼットとパソコンルーム、対面キッチンのある広いLDKがポイント。洗面所や主寝室もゆとりの広さです。

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