間取り変更・内装リフォーム

1 間取り変更マンションは、鉄筋コンクリート造(RC造)と鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)に 大別され、柱と梁で建物を支える「ラーメン構造」のものが一般的です。 この場合は、柱と梁以外は部屋の間仕切り壁の移動も可能な為、ほぼ自由な間取り 変更ができます。 これに対し、中低層マンションのRC造で用いられる、壁と床で建物を支える 「壁式構造」の場合は、構造壁の撤去ができない為、間取り変更に制限があります。 |
2 床材の変更内装の変更で一番気をつけなければならないのは、リビングや洋室の床の変更です。 特に畳、カーペットやCFシートからフローリングに変更する場合は、管理規約により できない場合や、フローリングの遮音性能(L45など表示)が定められている場合が ありますので、管理規約を事前に確認しておきましょう。 他のトイレや洗面所、玄関の床材などは比較的自由に貼替えできます。 |
3 和室から洋室への変更和室を洋室への変更はできますが、天井や床下の構造が異なる場合は下地工事が必要で、 洋室から洋室へのリフォームよりも工事費がかかります。 |
4 建具・天井・壁材の変更室内ドアの取替や天井・壁のクロスの貼替え、クロスを塗り壁やタイルなどへの 変更は自由にできます。 |
スケルトンリフォーム
老朽化したマンションや、購入した中古マンションを全面的にリフォームする場合に、
構造柱・構造壁やパイプスペース以外の専有部分の床、壁、天井を全て撤去し、
コンクリートの”ハコ”の状態にしてライフスタイルに合わせて間取りから全てを
変更することを”スケルトンリフォーム”といいます。
設備機器から配管・配線・断熱材に至るまで全て取り替えることができるので、
耐久性もアップし、ほぼ新築に近い仕上がりなのが特徴です。
ただし、古いマンションの場合は、水廻りの移動ができなかったり、壁式構造の場合は
壁が外せなかったりする為、プランの自由度は低くなります。
構造柱・構造壁やパイプスペース以外の専有部分の床、壁、天井を全て撤去し、
コンクリートの”ハコ”の状態にしてライフスタイルに合わせて間取りから全てを
変更することを”スケルトンリフォーム”といいます。
設備機器から配管・配線・断熱材に至るまで全て取り替えることができるので、
耐久性もアップし、ほぼ新築に近い仕上がりなのが特徴です。
ただし、古いマンションの場合は、水廻りの移動ができなかったり、壁式構造の場合は
壁が外せなかったりする為、プランの自由度は低くなります。
Before 一般的な3LDKのマンションの間取りで、スケルトンリフォームを行った場合を紹介いたします。
Skeleton移動できないメーターボックス・パイプスペースのみ残してすべて解体し、スケルトンの状態に。
After自宅で仕事をするDINKSの為の1LDK+Sのプランです。シューズインクローゼットとパソコンルーム、対面キッチンのある広いLDKがポイント。洗面所や主寝室もゆとりの広さです。